世界中で「神ゲー」と絶賛された『The Elder Scrolls V: Skyrim』や『Fallout 4』を手がけ、数々の賞に輝いたBethesda Game Studiosが、25年ぶりに発表する完全新規フランチャイズ、『Starfield』(スターフィールド)のレビューをお届けします。
広大な宇宙を舞台に、人類最大の謎を解き明かす壮大な冒険が描かれる本作は、発売前から大きな注目を集めました。
Steamレビューでは「賛否両論」という評価を受けていますが、その奥深い魅力と、Bethesda Game Studiosが培ってきた自由度の高いゲームデザインに、深掘りしていきましょう。



『Starfield』とは?宇宙への壮大な旅路
『Starfield』は、『The Elder Scrolls V: Skyrim』や『Fallout 4』といった数々の傑作RPGを世に送り出してきたBethesda Game Studiosが、25年以上の時を経て発表する待望の完全新規フランチャイズです。
ジャンルはRPGに分類され、対応プラットフォームはWindows、発売日は2023年9月5日、価格は¥ 9,680となっています。
宇宙を舞台とした次世代型RPGである本作で、プレイヤーは思いのままにキャラクターを作成し、人類最大の謎を解き明かすために、かつてない自由度を誇る壮大な冒険へと旅立ちます。
西暦2330年、人類は太陽系をはるか離れ、新たな惑星を開拓しながら、宇宙を旅する時代を迎えています。
Bethesda Game Studios史上最も壮大かつ野心的な本作で、銀河中を巡り貴重なアーティファクトを探し求める最後の宇宙探検家集団「コンステレーション」の一員となり、広大な宇宙を目指すことになります。
STARFIELD DIGITAL PREMIUM EDITIONには、ゲーム本編に加え、ストーリー拡張コンテンツ「Shattered Space」(リリースされ次第)、Constellation Skin Pack(エクイノックス・レーザーライフル、宇宙服、ヘルメット、ブーストパック)、Starfield Digital Artbook & Original Soundtrackへのアクセスが含まれており、より深く本作の世界観を堪能できるでしょう。
【ゲームプレイの魅力】無限に広がる宇宙の冒険

『Starfield』がゲーマーを宇宙へと誘う理由は、その圧倒的な自由度と、探索の深さにあります。
プレイヤーの行動一つ一つが、自分だけの宇宙の物語を紡ぎ出す、真に没入感のある体験がここにあります。
あなただけの物語を紡ぐ自由なロールプレイ
『Starfield』では、あなたのキャラクターが描く物語こそが何よりも重要です。
外見を細かくカスタマイズし、キャラクターの背景と特性を決定したら、自分だけの冒険を始めることができます。
経験豊富な探検家、魅力的な外交官、人目を避けて行動するサイバーランナー、あるいは、まったく違う誰か。
どのような立場を選び、何者となるかはあなた次第であり、この自由なロールプレイこそがBethesda作品の真骨頂と言えるでしょう。
1,000を超える惑星を探索する発見の喜び
星から星へと巡りながら1,000を超える惑星を探検できるのが、本作の最大の魅力の一つです。
賑やかな都市や危険な拠点、自然のまま残された荒涼地帯があなたを待っています。
魅力的なキャラクターや仲間たちと出会い、さまざまな勢力の物語に足を踏み入れながら、有人星系の各地でクエストに挑むのです。
いつでも新しい物語や体験が待っており、広大な宇宙のどこへ行くのも自由、何をするのも自由という究極のオープンワールド体験が、プレイヤーを飽きさせません。
理想の宇宙船を指揮し、宇宙戦を制する
理想の船を操縦し、指揮を執ることも、『Starfield』の重要な要素です。
船の外観を自分好みにカスタマイズしたり、武器やシールドを含む重要システムを改造することが可能です。
クルーを配置すれば固有のボーナスも得られ、自分だけの強力な艦隊を築き上げることができるでしょう。
宇宙の最果てを舞台に、危険と隣り合わせの空間戦に挑み、発生するランダムミッションを乗り越えながら、時にはスターステーションにドッキングします。
また、乗り込んで奪った敵の船は、あなたのコレクションに加えることができるため、宇宙の無法者として名を馳せることも可能です。
拠点建設とクラフトで宇宙生活を豊かに
惑星を探検すれば、薬や食料、装備、武器など、あらゆるものの作成に必要な動植物や資源を発見できます。
クルーを雇って、建築した拠点に資源抽出システムを構築し、貨物リンクを確立すれば、拠点間で資源を転送できるようになります。
資源を研究プロジェクトに投入すると独自のクラフトレシピが解除され、より高度なアイテムや設備を作り出すことが可能になります。
自分だけの宇宙基地を作り上げ、資源を効率的に管理する楽しさも本作の大きな醍醐味です。
洗練された戦闘システムで危険に立ち向かえ
広大な宇宙には危険がつきものです。
『Starfield』の洗練された戦闘システムには、あらゆる状況に対処するための手段が用意されています。
遠距離ライフルやレーザー兵器、爆発物など、各武器タイプをプレイスタイルに合わせて使い分けましょう。
無重力環境は予想だにしない混沌を戦闘にもたらし、ブーストパックによって、かつてなく自由な機動を実現しています。
地上戦だけでなく、宇宙船でのドッグファイトも楽しめるため、常に新鮮な戦闘体験がプレイヤーを待っています。
【良い点】Bethesdaが描く新たな宇宙

『Starfield』は、Bethesda Game Studiosが25年ぶりに世に送り出した完全新規フランチャイズとして、数えきれないほどの「良い点」に溢れています。
まず、プレイヤーの選択が真に物語に影響を与える自由度は、他の追随を許しません。
単なる選択肢の提示ではなく、その後の展開、キャラクターとの関係、ひいては銀河の運命そのものが大きく変化する体験は、まさにRPGの醍醐味をゲームで再現したかのようです。
次に、広大なオープンワールドと探索の楽しさです。
1,000を超える惑星を自由に探索できる究極の自由度の中で、プレイヤーは自分だけの宇宙冒険物語を紡ぐことができます。
隠された施設、古代の遺跡、予期せぬ出会いなど、常に新しい発見がプレイヤーを待っています。
没入感のあるストーリーと、個性豊かなコンステレーションの仲間たちとの人間ドラマも特筆すべき点です。
彼らとの交流を通じて、宇宙の謎に迫る興奮は、プレイヤーの心を深く揺さぶることでしょう。
奥深い宇宙船のカスタマイズ、拠点建設、そして洗練された戦闘システムは、プレイヤーの戦略と腕前が試され、宇宙での生活を一層充実したものにしています。
圧倒的なボリュームとリプレイ性も本作の大きな魅力です。
一度のプレイでは到底遊び尽くせないほどのコンテンツ量と、選択肢によって大きく変わる物語の分岐は、何周もプレイしたくなる衝動に駆られるでしょう。
フルコントローラサポート、Steam実績、Steamトレーディングカード、Steamクラウド、ファミリーシェアリングといった豊富なSteam機能にも対応しており、アクセシビリティへの配慮も行き届いています。
【注意点】広大な宇宙に潜む課題と期待
これほどまでに期待された『Starfield』ですが、Steamレビューで「賛否両論」という評価を受けている点から、プレイを始める前にいくつか知っておきたい点もあります。
まず、Bethesda作品の伝統とも言える「膨大なプレイ時間」です。
本作はメインストーリーだけでもかなりの時間を要しますが、サイドクエストや惑星探索、拠点建設を含めると、何百時間と簡単に溶けていくほどのボリュームがあります。
じっくりと時間をかけてゲームに取り組む覚悟が必要です。
短時間でサッとクリアしたい方には不向きかもしれません。
次に、大規模なオープンワールドゆえの細かなバグやグリッチが稀に発生することがあります。
Bethesda Game Studiosはパッチによる改善を続けていますが、完全にゼロではないことを理解しておく必要があります。
また、広大な宇宙を舞台にしているため、一部のプレイヤーからは移動の単調さや、ロード時間の多さを指摘する声もあります。
しかし、これは広大なスケールと自由度を追求した結果とも言え、探索の喜びや発見の興奮がそれを上回ると感じるプレイヤーも少なくありません。
最後に、価格が¥ 9,680と、PCゲームとしてはやや高めに感じるかもしれません。
しかし、その圧倒的なボリュームとクオリティ、そして何百時間ものプレイ時間を考慮すれば、十分にその価値があるどころか、むしろ安価に感じられるかもしれません。
こんなプレイヤーにおすすめ!
『Starfield』は、特に以下のようなプレイヤーに強くおすすめできます。
- オープンワールドRPGが好きで、広大な宇宙を自由に探索したい人:無限の発見と冒険があなたを待っています。
- プレイヤーの選択が物語に大きく影響するゲームが好き:あなたの決断が、銀河の運命を変える重厚な体験を求めているなら。
- 時間をかけてじっくりと腰を据えてゲームをプレイしたい人:何百時間でも楽しめる圧倒的なボリュームがあります。
- Bethesda Game Studios作品のファンで、彼らの新たな挑戦を体験したい人:SkyrimやFalloutの系譜を受け継ぐ、自由なロールプレイがここにあります。
- 宇宙を舞台にしたSF作品が好きで、自分だけの宇宙生活を築きたい人:惑星探索、船のカスタマイズ、拠点建設など、SFのロマンが詰まっています。
